「山地生之、其地神霊也」喫茶養生記

御神領御園

茶畑産地御園は、その昔伊勢皇太神宮(内宮)の神領であったことにその名があります。
谷あいから湧き立つ霧の海に浮かぶ峰また峰と、数百年を経た杉の美林がそこにあり、諏訪湖が源をなす天竜川にそそぐせせらぎが、太古から変わらぬ調べを奏でています。 奥三河茶は、こんな里に生まれました。

御園は標高700メートル、朝霧の立ち込める別天地。

冬は雪に覆われ、雲海に包まれて育ちます。
標高700メートル山間から沸きたつ朝霧に包まれた隠れ里におもてや園の茶畑がひっそりとあります。
雪に覆われるため病害虫の発生が少なく、また農薬に汚染されていない健全で熟成された新芽が春の訪れを待っています。